「体が硬いから、ピラティスは無理そう」
「ピラティスはしなやかな人がやるものでは?」
「前屈も苦手だし、運動経験もあまりない」
「興味はあるけれど、自分には向いていない気がする」

このように感じている方は少なくありません。

実際、ピラティスという言葉から
しなやかに動ける人
体が柔らかい人
運動に慣れている人
が行うもの、という印象を持たれることもあります。

ですが、本当はその逆です。

むしろ、
体が硬いと感じている方ほど
運動が苦手だと感じている方ほど
ピラティスから始めやすいことがあります。

なぜならピラティスは、
ただ大きく動くことや、無理に伸ばすことを目的にした運動ではなく、
呼吸を整えながら、体の使い方を少しずつ見直していく方法
だからです。

今回は、体が硬い人ほどピラティスから始めやすい理由を、わかりやすくお伝えします。

体が硬いことは、悪いことではありません

まず最初にお伝えしたいのは、
体が硬いこと自体が悪いことではない
ということです。

体が硬いと感じる背景には、

・同じ姿勢が長い
・運動不足が続いている
・緊張しやすい
・肩や腰に力が入りやすい
・呼吸が浅い
・過去の不調をかばって動いている

など、さまざまな理由があります。

つまり、
ただ柔軟性が足りない
という単純な話ではないことが多いのです。

特に40代以降は、
仕事や家事、育児、生活習慣の積み重ねによって、
胸まわり
背骨
股関節
足首
などが少しずつ動きにくくなっていることもあります。

そのため、
体が硬いから自分は運動に向いていない
と決めつける必要はありません。

むしろ、
今の体に合ったやり方で整えていくこと
が大切です。

ピラティスは、無理に伸ばす運動ではありません

体が硬い方が運動に苦手意識を持ちやすい理由のひとつに、
無理に伸ばされる
ついていけない
という不安があります。

たとえば、

・いきなり大きく脚を開く
・深く前屈する
・勢いよく動く
・きつい動きを何度も繰り返す

こうしたイメージがあると、
体が硬い方ほど不安になりやすいと思います。

ですが、ピラティスは
ただ柔らかくなるために無理に伸ばす運動
ではありません。

大切にしているのは、

・呼吸に合わせて動くこと
・背骨や股関節を丁寧に動かすこと
・必要以上に力まないこと
・体を支えながら無理なく動くこと

です。

そのため、
今の体の状態に合わせながら、
少しずつ動きやすさを引き出していくことができます。

体が硬い方にとって大切なのは、
最初から大きく動けることではなく、
安心して動けること
です。

ピラティスは、その入口としてとても相性が良い方法です。

体が硬い人ほど、体の使い方に偏りがあることがあります

体が硬いと感じる方の中には、
単純に筋肉が縮んでいるだけではなく、
体の使い方に偏りがある方も少なくありません。

たとえば、

・首や肩ばかりで頑張っている
・腰で支えすぎている
・股関節がうまく使えていない
・呼吸が浅くなっている
・背骨があまり動いていない

こうした状態が続くと、
一部だけがいつも頑張りすぎて、
ほかの部分はうまく使えていない
ということが起こりやすくなります。

その結果として、

・前屈がしづらい
・背中が丸まりやすい
・脚が上がりにくい
・肩が上がりにくい
・動くとすぐ疲れる

といったことが出やすくなります。

つまり、体が硬いように感じていても、
本当は
うまく力を抜けない
うまく連動できていない
ことが背景にある場合も多いのです。

ピラティスでは、この
偏った使い方
にやさしく気づきながら、
無理のない動きに整えていくことを大切にします。

呼吸が変わると、体は動きやすくなりやすい

体が硬い方は、
呼吸が浅くなっていることも少なくありません。

呼吸が浅いと、

・首や肩に力が入りやすい
・胸まわりがかたくなりやすい
・お腹まわりが働きにくい
・背骨が動きにくくなる
・体全体が緊張しやすい

という流れが起こりやすくなります。

そのため、
体をやわらかくしたいと思って一生懸命伸ばしても、
呼吸が浅いままだと、
なかなか力が抜けず、動きにくさが変わりにくいこともあります。

ピラティスでは、
呼吸をとても大切にします。

呼吸に合わせて動くことで、

・余計な力みが減りやすくなる
・肋骨や背中が動きやすくなる
・お腹まわりが自然に使いやすくなる
・背骨や股関節が動きやすくなる

といった変化が出やすくなります。

その結果、
無理に伸ばしていないのに、
前より動きやすい
少し軽い
という感覚につながることがあります。

つまり体が硬い方ほど、
まずは呼吸から整えること
がとても大切です。

ピラティスは、できないことがあっても始めやすい運動です

体が硬い方や運動が苦手な方は、
できなかったら恥ずかしい
ついていけなかったらどうしよう
と不安に感じやすいと思います。

ですが、ピラティスは
最初から上手にできること
を求める運動ではありません。

むしろ大切なのは、

・今の体の状態を知ること
・小さな動きを丁寧に感じること
・無理のない範囲で続けること
・少しずつ動きやすさを育てていくこと

です。

そのため、

前屈が苦手でも大丈夫です。
開脚ができなくても大丈夫です。
運動経験が少なくても大丈夫です。
体力に自信がなくても大丈夫です。

最初は
思ったより動かない
左右差がある
呼吸が難しい
と感じることがあるかもしれません。

ですが、それはダメなことではなく、
今の体を知る大切なきっかけです。

ピラティスは、
できないことを責める場ではなく、
今の体に合った整え方を見つけていく場
でもあります。

マシンピラティスは、体が硬い人にも取り組みやすいことがあります

ピラティスにはマットで行う方法もありますが、
マシンピラティスは体が硬い方や初心者の方にも取り組みやすい面があります。

その理由は、
マシンが動きを補助してくれることがあるからです。

たとえば、

・支えがあることで安心して動ける
・必要な方向に動きやすくなる
・無理に力まなくても動きやすい
・姿勢を保ちやすい
・動きの感覚をつかみやすい

といった良さがあります。

もちろん、何を行うかはその方の状態によりますが、
自分ひとりでは動かしにくい部分も、
マシンの助けがあることでやさしく動かしやすくなることがあります。

体が硬い方にとっては、
頑張って無理をするよりも、
安心して正しい方向に近い動きを体験できること
がとても大切です。

体が硬い人ほど、変化を実感しやすいこともあります

体が硬いと感じている方は、
少し動きやすくなるだけでも、
日常の変化を感じやすいことがあります。

たとえば、

・立ったときに体が軽い
・肩の力が少し抜ける
・呼吸がしやすい
・背すじが起きやすい
・歩きやすい
・腰や股関節が楽に感じる

といった変化です。

これは、
今まで動きにくかった部分が少し動きやすくなるだけでも、
体全体の負担のかかり方が変わりやすいからです。

つまり、最初から柔らかい人だけが変化するのではなく、
むしろ
動きにくさがある人ほど
整ったときの変化を感じやすい
こともあります。

大切なのは、
急に大きく変えようとしないこと
です。

安心して続けられる範囲で、
少しずつ体の使い方を整えていくことが、
結果として大きな違いにつながっていきます。

ピラティスは、体をやわらかくするだけのものではありません

ピラティスの目的は、
ただ体をやわらかくすることだけではありません。

本当に大切なのは、

・呼吸しやすいこと
・姿勢を支えやすいこと
・背骨や股関節が動きやすいこと
・余計な力みが減ること
・日常動作が楽になること

です。

その結果として、
体がやわらかく感じやすくなることもあります。

つまり、
やわらかさは目的ではなく、
整った結果として出てくる変化のひとつ
とも言えます。

だからこそ、
体が硬い人ほど、
まずはピラティスのように
整えながら動く方法
から始める価値があります。

まとめ

体が硬い人ほど、ピラティスから始めやすいのは、

・無理に伸ばす運動ではない
・呼吸を大切にしながら動ける
・体の使い方の偏りを見直しやすい
・小さな動きから始めやすい
・マシンの補助で安心して動きやすい
・今の体に合わせて進めやすい

といった理由があるからです。

体が硬いことは、
運動を始めてはいけない理由ではありません。

むしろ、
今の体に合った方法で整えていく必要があるサイン
かもしれません。

横浜ピラティススタジオでは、
呼吸、姿勢、背骨、股関節の動きなどを大切にしながら、
体が硬い方や運動が苦手な方でも安心して取り組めるようサポートを行っています。

体が硬いから不安
運動が苦手だから心配
という方こそ、
無理のない一歩として、ぜひ一度ご相談ください。