当スタジオのピラティスは安全と効果を第⼀に考慮して、その⽅の⾝体の特徴や運動能⼒・経験を評価させて頂き、どのレベルから開始するかを初回のトレーニング時にトレーナーが最適なプログラムをご提案させて頂きます。

また、様々なピラティスマシンを使⽤して動作の多様性を実施することによって、腰痛や肩こりなどの改善が期待できます。

レベル1

⽇常⽣活で関節に負担のかかる姿勢や動作によって痛めてしまった部位あるいは筋⾁や関節が硬くなった部位に対して、トレーナーがストレッチや体をほぐす器具を使⽤して痛みの改善、関節の動きの改善をトレーナーが⼿助けすることで、その後のピラティスエクササイズが⾏いやすくなります。

レベル2

リフォーマーの特徴は運動初⼼者の⽅でも⼒を抜いて⾏える運動のバリエーションが豊富なことであります。肩こり、腰痛、猫背などの⽅の特徴として体の過度な緊張状態が習慣化されています。それを改善するためにこのマシンで⼒を抜きながら体幹、両⼿両⾜を動かすことを学習していきます。

レベル3

タワーの特徴はリフォーマーと⽐較して地⾯が安定している分、より⼤きく、より⼒強く全⾝を動かすことが可能です。例えば背⾻を柔らかくしたり、もも裏を柔らかくしたり、動きがダイナミックな種⽬が多くなる分、お腹の引き締め、関節の可動性向上に適しているマシンとなります。

レベル4

チェアの特徴は体幹を活性化させながら両⼿両⾜で押す運動のバリエーションが豊富なことであります。もも裏、背⾻を伸ばす為に前屈を⾏うときに両⼿でチェアを地⾯に向かって押していくことで腹筋が⾃然と⼒が⼊ります。これによって体に負担をかけない理想的な使い⽅を習得できます。

レベル5

スパインコレクターのマシンの特徴であるカーブを利⽤して、背⾻の柔軟性や歪みを修正する器具であります。背⾻を丸める・反る・横へ曲げる・捻るなどが⾏えるのが特徴的であります。スパインコレクターを使⽤することで猫背のお悩み、お腹の引き締める効果が期待できます。

レベル6

マットの特徴はご⾃⾝の⾝体を使って動きますので、⾝体能⼒の機能を評価する上でも使⽤している段階であります。例えば、マットで上⼿くできない種⽬があれば、レベルを下げて最も適したマシンに移⾏して、マシンで感覚を掴んでから再度マットに戻ることで苦⼿な種⽬が克服できるようになります。意外に思われるかもしれませんが、実はこのマットピラティスが最も難易度が⾼いという位置付けとなります。

レベル7

バランスの特徴は⽴って⾏う運動が主体となります。万⼈に

共通するピラティスで⾏う様々なエクササイズの最終的な⽬的はやはり「きちんと歩けるようになる」「⽴っている姿勢が良くなる」「歩⾏中に転倒をしない」ことであります。これらのことを達成するためには最終的にはやはり、⽴って運動をすることが⼤切であります。

当スタジオは安全かつ身体機能向上の効果を出すために「腰を反らせない」「背骨を一つずつ動かす」「背骨を全体的に丸める」「背骨を反らせる」「背骨を横に曲げる」「背骨を捻る」「カラダをかためる」「立って行う」各エクササイズを順序立てる。あるいは同時に行うことを推奨しております。

仰向けになっているときに背⾯が全てついた状態で楽に様々なエクササイズができるようにしていくことが⽬的となります。

運動中に腰が反らなくなってくるとある程度、⾝体の緊張が抜けた状態で運動出来るようになりますので、ここでは背⾻を⼀本⼀本細かく動かせる能⼒を習得していきながら、関節の動きをコントロールしている深部の筋⾁を活性化させていく段階となります。

前屈などをはじめとした、息を吐きながら背⾻を曲げることは最初の段階で

獲得が必要な能⼒であります。特に「腰痛・肩こり」「お腹ぽっこり」「猫背」の症状がある⽅はこの屈曲能⼒が低下していることが多く、背⾻を上⼿に曲げることが出来ない為、ピラティスエクササイズの初期段階ではこの屈曲能⼒の獲得に時間を多く費やしていきます。

屈曲の機能を獲得した次の段階として伸展を⾏います。⾝体を伸ばしながらいかにお腹周りの⼒を抜かずにできるかが⼤切なエクササイズが多くあります。腹筋と背筋が協調出来れば腰の痛みが出ずに伸展エクササイズを⾏い、姿勢の改善や腰痛予防・改善に繋がります。

⽇常動作や運動でこの側屈動作を⾏うことは少ない為、側屈動作が含まれているピラティスエクササイズの種⽬はとても⼤切です。側屈運動の特徴として⽚側は縮まって、⽚側は伸びていることであります。後々このフェーズが歩く上で必要な「交互相反運動」の習得として役⽴ちます。

歩⾏運動やゴルフなどのスイング動作のパフォーマンスを向上させていく上で⼤切なフェーズとなります。回旋動作は背⾻に対する圧迫ストレスが最も⼤きいので、腰痛などがある⽅は正しい回旋の運動⽅法をここで習得が可能です。

剛性のエクササイズはじっと固めて耐えることをイメージしがちなのです

が、⽇常⽣活で⼤切なのは転倒しそうになった時に瞬間的に出⼒をして、バランスを⽴て直すことです。そのように活⽤できる為のエクササイズを豊富に揃えております。

今までのステップで⾏ってきたエクササイズの総集編として、この⽴位でのエクササイズでバランス機能などの⾝体の使い⽅を上⼿く使えるようにしていくことで、歩⾏動作や姿勢の改善に繋がってきます。

ピラティスを適切に⾏うことで脳神経の機能向上に伴い、全⾝の機能向上が期待できます。また、視覚システム、前庭システム、体性感覚システムの3つの感覚神経の中でピラティスは最初にアプローチするべき「体性感覚システム」に対して効果が発揮できます。

痛みには「慢性疼痛サイクル」という理論があります。痛みがあることで、痛みを避けようとして動かなくなることで機能が低下していきます。

機能が低下してしまうと動作に代償が⽣じてしまい、⽇常動作に制限が起きて⾃分⾃⾝に対する⾃信が低下してしまいます。⾃信が低下することで⾏動範囲が狭くなり、社会的⽣活の制約が⽣じてしまい⼼理的ストレスによって痛みが更に増⼤してしまいます。

この負のサイクルを断ち切る為に、ピラティスを取り⼊れることは痛み・不調の改善に役⽴ちます。

ピラティスは安全に脂肪燃焼、ダイエット、筋⾁量を増やすことができます。特に運動初⼼者においてはピラティスのような低負荷エクササイズでも筋⾁量が増えることがわかっています。

筋⼒トレーニングも有効的な⼿段ではありますが、最初からバーベルやマシンを⾏うことで怪我のリスクが増⼤する可能性もあります。また、⼥性に関してはピラティスから始めていただくことで、より⼥性らしい⾝体づくりが出来ますので、運動初⼼者や⼥性の⽅は特にピラティスがお勧めです