こんにちは。横浜ピラティススタジオの宮原です。
私たちはピラティスを運動療法として様々な症状やお悩みに対してプログラムを活用させていただいております。運動で改善される方も多くいらっしゃいますが、運動だけでは健康状態を良くしていくことが難しい方もいらっしゃいます。
それはどういうことかといいますと、根本的に食事の質があまり良くなかったり、食事の時間が不規則で食べたいものを食べて、栄養素も特に気にせずに欲求のまま食べていると言うケースです。現在の日本における食事習慣の多くは質的な栄養不足だと言われております。
具体的には食の欧米化が進んでおり栄養で言うとリノール酸過剰摂取、精製糖の増加、食物繊維、タンパク質、ビタミンミネラルの不足による身体の不調や副腎疲労が原因となる低血圧、貧血、血欠乏、糖尿病、肥満等に悩まされている方が多くいらっしゃいます。しかし日本人は運動をたくさんすれば健康に良いといった概念を持っていますので、運動していれば、お酒もお菓子も食事も好きなだけ食べていいと言う発想になりがちであります。大切なのは、運動、栄養休養の3つの歯車をしっかりと組み合わせることであります。
実際にセッションこられて、最初のカウンセリングで痩せたい体調を良くしたいと言う方の食事内容を聞くと、ジャンクフードや菓子パン、お菓子、ジュース、アルコール加工食品、ラーメン、ライスなどが習慣になっているケースがほとんどです。もちろん運動習慣を身に付けることも大切ではありますが、これらの食事習慣を変えることも同じ位大切であります。
逆にお勧めのトップ12食品と言うものも存在します。お米、青魚、鶏肉、牛肉、玉ねぎ、わかめ、卵、納豆、オリーブオイル、にんじん、まいたけ、梅干しなどです。これからだんだんとあったかくなってきて、夏に向けてダイエットをする方も多いと思いますが、体重を減らすのがダイエットではなく、脂肪細胞の中にある脂肪滴を減少させるのが本当の意味でのダイエットであります。体脂肪が減る流れと言うものも存在します。少しマニアックでありますが、カテコールアミンとβ3受容体が結合して、PKA、ATGLなどが活性化して、トリグリセリドが減少して、結果的に脂肪が減少していきます。このメカニズムをきちんと理解するなとしないのでは闇雲にただランニングしたり、筋トレをしたりする方向に走ってしまいますので時間と労力の無駄になる可能性も非常に大きいのではないかと考えております。少しでも参考になれば幸いです。ピラティス体験のお申し込みはホームページからお願いいたします。
小さい規模のスタジオでありますので、受け入れ可能人数を制限がございます。ピラティス始めたいと言う方は、お早めの申し込みがお勧めです。枠に限りがございますので、同業者や最初から入会する気がない方は体験申し込みはご遠慮いただけたら幸いです。