こんにちは!横浜ピラティススタジオの宮原崇です。

骨盤の歪みがある方には多くある骨盤底筋のイメージを持っていただくと、その後の骨盤底筋群のトレーニングを行う際に役立つかと思います。

昨日は第一層についてお伝えしましたので、本日は第二層についての解説となります。

第二層の「深会陰隙」には「外尿道括約筋」「深会陰横筋」「尿道圧迫筋」「尿道膣括約筋」があります。

「外尿道括約筋」と「深会陰横筋」は第一層にある「浅会陰横筋」の奥にある筋肉となります。

第2層の筋肉は肛門三角の後方部分よりはも前方にある尿生殖三角の方に多く集まっています。

それでは、「外尿道括約筋」「深会陰横筋」「尿道圧迫筋」「尿道膣括約筋」の4つの筋肉をより詳しく見ていきましょう。

4つの筋肉の神経支配は全て「陰部神経会陰枝(S2~4)」となっています。

「外尿道括約筋」の起始は「両側の恥骨下枝および隣接する深会陰隙の壁」、停止部は「尿道隔膜部の周囲」となります。作用は「尿道隔膜部の圧迫、排尿中の弛緩」です。

「深会陰横筋」の起始部は「坐骨枝内側面」、停止部は「会陰腱中心」となります。作用は「会陰腱中心の位置の安定」です。

以下の筋肉は女性のみとなります。

「尿道圧迫筋」はの起始部は「左右の坐骨恥骨枝」、停止部は「尿道の前方で、対側の筋と合流」となります。作用は「尿道の補助的な括約筋」です。

「尿道膣括約筋」の起始部は「会陰腱中心」、停止部は「膣の外側を通って前方へ向かい、尿道前方で体側の筋と合流」となります。作用は「尿道の補助的な括約筋」です。

健康づくりの参考になれば幸いです。