こんにちは。横浜ピラティススタジオの宮原です。

フィットネスクラブのスタジオプログラムで骨盤エクササイズ等があります。

世の中の風潮として「骨盤~」と名前がつくものであれば、なんとなく良さそうという印象与えているような気がいたします。

特に女性が気にされている骨盤底筋分に関しては、尿失禁などにもかかる部分でありますので、きちんとした知識を持ちながらトレーニングをしていくことがとても大切であります。

そもそも骨盤底筋役割を知らずに指導している運動指導者も少なくないかと思います。

骨盤の役割は臓器をしっかり支える、排尿、排便のコントロール、姿勢の安定化、呼吸をする際の協働、性的な機能です。骨盤底筋という筋肉は、トレーニングによって肥大しにくいという特徴を持っております。なぜなら、この筋肉は姿勢の保持として働いており、遅筋線維が多く含まれております。

具体的には恥骨尾骨筋前方が67%、後方が76%、尿道周囲の肛門挙筋が95%となっています。

また骨盤底筋は12個の筋肉で構成されているのも特徴的です。表層の筋肉、中間層の筋肉、深層の筋肉で構成されています。

ではどのような流れでこの骨盤底筋を鍛えていったら良いのでしょうかまずは過剰に緊張している筋のストレッチを行い、弱くなった筋の筋力強化を行います。そこから機能的な動作やポジションの改善を行い、最後生活習慣の改善を行っていく必要があります。

トレーニングする際のポジションも、重力の補助が行えるような姿勢になって、そこから重力がない姿勢、最終段階では、スクワットなど重力に対して抵抗するようなトレーニングを行い、最終的にはもう少し機能的なジャンプ動作やステップなど応用的なトレーニング方法を行っていくことが大切であります。

実際にこれらのエクササイズはピラティスの中にもたくさん含まれておりますので、ご興味がある方はぜひ体験にお越し下さい。

小さなスタジオの為、枠に限りがございますので、同業者や最初から入会する気がない方は体験のお申し込みはご遠慮いただけたら幸いです。