こんにちは!横浜ピラティススタジオの宮原です。

骨盤底にある臓器を支えているいくつかの「筋膜」というものが存在しています。

膣の前側かつ尿道の後ろには「恥骨頸部筋膜」があります。

膣の後ろ側、直腸の前側には「直腸膣筋膜」があります。

これらの筋膜は「酸化的損傷」を受けやすいと言われております。

酸化的損傷の原因は「運動不足」「偏食」「喫煙」「腸内環境の悪化による慢性炎症」などが原因によって、活性酸素の生成と除去のバランスが極端に崩れることで酸化ストレスのリスクが高くなります。

骨盤底の結合組織は「筋膜」と「靭帯」から成り立っています。

この中でも大切な要素は「コラーゲン」「エラスチン」であります。

コラーゲンもエラスチンも「妊娠」「出産」「老化」の3つの要素によって変化が起きます。

女性ホルモンの「エストロゲン」は産後、胎盤の娩出と共に分泌が大幅に低下します。

閉経・加齢も同じようにエストロゲンの分泌が大きく低下していく特徴があります。

エストロゲンにはコラーゲンを合成・促進するという作用を持っています。

その為、エストロゲンが低下することで靭帯と筋膜が弱くなり、骨盤全体の歪みに繋がり、骨盤底の臓器にも大きく影響を与えます。

日々の健康づくりに役立てれば幸いです。