こんにちは!横浜ピラティススタジオの宮原です。
ホームページ上でもお伝えしておりますが、当スタジオは決して「ピラティスが上手になるため」にピラティスを提供している訳ではなく、あくまでも「健康になる」「歩きをよくする」などに対して、一つの手段としてピラティスを提供しております。
その為には「全身」に対して様々な方法でアプローチをしていきます。
例えば、脳の一部だとも言われている「視覚機能」ですが、ここを刺激する・鍛える為に、ピラティスでは多くの種目が存在します。
やり方に関しては今回は割愛いたしますが、視覚機能というのは歩行に対してものすごく影響を与えます。
日頃から眼鏡を装着していて、実はご自身との視覚機能とマッチしてない場合は視覚に対する緊張が過剰に働き、それが原因で腰痛になっているケースも少なくありません。
人が歩く時、眼で周辺を無意識に見渡しているシステムがあります。
これを「周辺視野システム」といいます。
この周辺視野システムがなんらかの原因で機能低下を起こしていると、歩くときにカカトで上手く地面に着地出来なくなります。
それに付随して、股関節が上手くコントロールできなくり、膝の痛みなどに繋がります。
そうならない為にも視覚の状態が適切かどうかという観点を持つことはとても大切なことであります。
筋力を付けることは大切でありますが、それだけでは日常生活の機能の向上は難しいので、参考になれば幸いです。