こんにちは!横浜ピラティススタジオの宮原崇です。

私たちのスタジオは「女性専門」ということで多くの年代の女性がご利用されております。

その為、女性ホルモンや月経サイクルを考慮して無理をさせないことが大前提であります。

以前違うパーソナルジムに通われていたお客様の中には、筋トレ好きなトレーナーにいつも重たい重量でトレーニングをやらされて、関節を痛めたり、一体どこを目指しているのか分からなくなっていた。ということをお伺いします。

ボディビルなどの競技を目指しているわけではないので、健康づくりにおいてはそこまで激しい運動は必要ないと私たちは考えております。

また、女性はホルモンや月経サイクルにおいても体調や気分の変化がありますので、いつも同じ運動強度というのもなかなか現実離れをしているので、その日の体調に合わせて私たちはプログラムを臨機応変に提供させていただいております。

今回はご存知の方も多いかと思いますが、女性ホルモンの作用について一緒に学んでいきたいと思います。

女性には卵胞ホルモンである「エストロゲン」と黄体ホルモンである「プロゲステロン」というものがあります。

厳密にはエストロゲンの分泌は卵胞と黄体の両方からでありますが、今回は分かりやすく2つに区別していきましょう。

エストロゲンの作用は「子宮内厚を厚くする」「子宮を発達させる」「骨を強くする」「血管を柔軟にする」「血圧を下げる」「代謝を促進させる」「自律神経を整える」「皮膚のハリ、潤いを与える」「気持ちを明るくする」「水分を溜める」などがあります。

一方、プロゲステロンの働きは「食欲を向上させる」「腸の働きを抑える」「眠気を引き起こす」「基礎体温を上げる」「子宮内膜を妊娠しやすい状態を保持させる」「細菌の侵入を防ぐ」などがあります。

このように見ていきますと、無理なダイエットを続けたり、ハードな運動を長期間継続することは心身の不調に繋がることが予測できると思います。

ぜひ、女性のホルモンの特徴を活用して健康づくりを行なってみてください。