横浜市中区本牧原にある横浜ピラティススタジオの宮原です。
女性でお悩みが多いのが「肩こり」「腰痛」などの不定愁訴ですが、意外にも「股関節」に対してのお悩みも少なくありません。
特に股関節に関しては「変形性股関節症」に関してのお悩みが多く、女性のお身体の特徴として男性よりも女性の方がこの問題に対して悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。
股関節の問題に対して、無理やりストレッチするのは禁物であります。
股関節には生まれ持ったその人の特徴というものがありますので、「開脚がなんとなく身体に良さそう」「開脚できるようになって周りからすごいと言われたい」という理由で、開脚ストレッチを懸命にやる方も少なくありませんが、これは後々になって「股関節」「腰痛」「ひざ痛」などの様々な問題となる引き金の原因になる可能性が高いので、ご自身にとって必要なものかどうか見極めていく必要があります。
そもそも股関節とは

そもそも股関節とは何?というお話なのですが、股関節とは骨盤を構成している一部の骨である「寛骨(かんこつ)」と脚の骨である「大腿骨(だいたいこつ)」が合わさったものです。
股関節を構成している寛骨と大腿骨の周りには、大きな筋肉が沢山覆っていて、この他に強力な靭帯や関節唇(かんせつしん)、関節包(かんせつほう)というものが存在して、これらがあるお陰で股関節という関節は安定度が高いと言われております。

元々、骨盤の一部として存在している「寛骨(かんこつ」には、「寛骨臼(かんこつきゅう)」という窪みが存在しています。
これは丸い形状の大腿骨を屋根で覆うようにする役割を担っています。
その為、股関節という関節は他の関節と比較しても、安定感が高いというわけです。
このような理由からも股関節は「変形しにくい」という特徴を持っているのでが、変形をしてしまう理由として、
「臼蓋形成不全」「先天性股関節脱臼」などが原因で、股関節の不安定性が生じていると考えられます。
お医者さんで変形性股関節症の診断を受けた際に「どのくらいの重度」か、というものを診断していただけるのですが、
症状が軽く、運動を勧められて場合は適切な運動療法が必須となります。
その際は、ぜひ当スタジオをご利用ください。
ピラティスで股関節周囲の筋肉を強化したり、動作を良くする手法は沢山存在しています。

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