こんにちは!横浜ピラティススタジオの宮原崇です。
連日、骨盤底筋群の収縮についての情報をお伝えさせていただいておりますが、そもそも骨盤底筋群の収縮に必要な能力について見ていきたいと思います。
骨盤底筋群が収縮する際に必要な能力
骨盤底筋が正しく収縮する為には以下の2つの要素が必要となります。
- 骨盤開口部周辺の引き締め力
- 上方向に引き上げる力
しかし、骨盤底筋群を引き締める際によくある間違いというのも存在します。
骨盤底筋群を収縮させる際に間違ったやり方
- 「骨盤底筋群ではなく、腹筋を使って収縮してしまう」という場合は、骨盤底筋群を収縮しようとする際に「背中が丸まっている」「上腹部を凹ませる」「上腹部を押し込んで収縮させてしまう」などの様子がお伺いできます。
- 「骨盤底筋群ではなく、股関節内転筋で収縮してしまう」という場合は、明らかに内股の筋を使って収縮している様子がお伺いできます。
- 「骨盤底筋群ではなく、臀筋で収縮してしまう」という場合は、椅子からの立ち上がり時に臀部も一緒に力が入っている様子がお伺いできます。
- 「呼吸が止まってしまう」場合は、明らかに口を閉じて力んでいる様子がわかります。
- 「強く吸い込んでしまう」場合は、「深く息を吸い込むことと同時に臀筋の収縮」「吸い込むことで骨盤底筋群の引き上げが可能」という誤った認識がよくあります。
- 「強くいきむ」場合は「下方向に向かって力を入れている」などの誤った認識があります。
このように骨盤底筋群をトレーニングする際に気をつけ行ってみてください。
健康づくの参考になれば幸いです。
