こんにちは！横浜ピラティススタジオの宮原崇です。
骨盤底筋群は3層構造になっています。
第一層は浅会陰隙とも呼ばれていて、尿生殖三角になる筋肉が坐骨結節から会陰腱中心という坐骨結節の中点のところにある「浅会陰横筋」、恥骨結合から会陰腱中心にかけて走行している「球海綿体筋」、恥骨結合から坐骨結節にかけて走行している「坐骨海綿体筋」という３つの筋肉があります。
会陰腱中心とは肛門よりも前方に付着している筋肉であり、産後に骨盤底筋群損傷が起きている場合は会陰の位置がずれているケースもあります。
また、肛門三角という場所には「外肛門括約筋」という筋肉があります。この筋肉は平面ではなく立体的になっており「皮下部」「浅部」「深部」で構成されています。
第一層の筋肉と第二層の筋肉の間には「会陰膜」という分厚いシート状の膜が存在しています。第二層の筋肉はこの膜に覆われていて身体の深部にあるのが特徴的です。
骨盤底筋のトレーニングを始める前に筋肉の知識を入れておくとより効果が出やすいので、健康づくりの参考になれば幸いです。
