こんにちは。横浜ピラティススタジオの宮原です。
スタジオにお越しになる高齢者の方で膝が痛いと訴える方は少なくありません。
ものすごく極端な話でありますが、膝が痛いのを解消するためには、特にピラティスにこだわる必要は無いと私は考えております。
なぜなら、膝に痛みがあることがその方にとっての悩みであり、膝の痛みを何が何でもピラティスで改善したいとは当然考えていないと思います。
しかし経験が浅かったり、ピラティスしか経験してこなくて、ピラティスがすべてだと思ってしまう運動指導者も少なくありません。
大切なのは膝を痛めている方が運動で改善できるのであれば運動を行うご本人が最もマッチする方法は適切だと思います。
ここで膝関節を構成している。骨について見ていきましょう。膝関節は全部で大腿骨、脛骨、膝蓋骨の光で構成されています。
関節は膝蓋大腿関節、内側脛骨大腿関節、外側脛骨大腿関節の3つで構成されています。
特徴としては、曲げているときに、内・外脛骨大腿関節が割と自由に動き、膝がぴんと伸びてる時は膝蓋大腿関節に遊びが出てきます。
また膝は単にまっすぐに動くのではなく、膝関節最終伸展付近から脛骨は凱旋するようになります。これによって関節がしっかりと安定するように構造されています。
膝のお皿である膝蓋骨は、膝が伸展しているときに挙上しながら内側へ移動して、逆に膝が屈曲しているときは下制しながら外側へ移動していきます。
このように膝の特徴を踏まえながら、どのような運動をしていくと痛みが出ないようになるのかを把握して、運動プログラムを組むこともとても大切な要素となります。
膝にお悩みの方がいらっしゃいましたら。ぜひ体験にお越し下さい。
当スタジオは小さなスタジオの為、枠に限りがございますので、同業者や最初から入会する気がない方は体験のお申し込みはご遠慮いただけたら幸いです。