こんにちは!横浜ピラティススタジオの宮原崇です。
骨盤底筋群をきちんと収縮させるためには「長軸方向への伸張」する意識が必要となります。
安静座位姿勢において、骨盤底筋群と腹筋群の筋の活動の差を比較した研究があります。
この研究によりますと、胸腰部後弯座位と比較して、良い姿勢とされている中間座位では骨盤底筋群の収縮などの活動を促すことが分かっております。
そして、中間位から更に長軸方向への伸張を行うと骨盤底筋群の活動が増加していきますので、姿勢をきちんとすることは見た目だけではなく、身体機能を向上させるためにも必要だということが言えます。
姿勢以外に骨盤底筋群の収縮を促すためには「呼吸」にフォーカスをしていくことが大切となります。
呼吸を行うときに関連する筋肉として「横隔膜」「腹横筋」「骨盤底筋群」があります。
呼気の時の骨盤底筋群は上方向に向かっていく「求心性収縮」となり、吸気の時の骨盤底筋群は下方向に向かっていく「遠心性収縮」となり、横隔膜とセットになって動作が行われていきます。
そのイメージを持ちながら骨盤底筋群のトレーニングをしていくことがお勧めです。
